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発売から30年以上が経とうとしているファミスタに、急にハマりまくっておりますw

で、やっぱりたどり着くのは、”誰が一番強いか決めたらええんや!(前田日明)"ということと
結局ファミスタはどのバージョンが野球ゲームとして面白いのよ?の2つの命題なのであります!(きっぱり)

ファミスタには初代(86年度版)87、88、89開幕版、90、91、92、93、94と実に9つのバージョンがあり、スーパーファミコン版(通称パースタ)は1、2、3、4、5の5つのバージョンがあります。

実際に僕が子供の頃遊び狂っていたのは86~89なのですが、最近色々なバージョンを遊んでみて、冷静にファミスタとともに、日本プロ野球界のことを振り返って行こうと思う訳です。


(1本目)ファミリースタジアム(初代とか86とか呼ばれる)


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それまでの野球ゲームがなんだったのというくらいのいきなりの進化を遂げるこのゲームが発売されたのは、1986年12月10日。

徐々に口コミで売れ始め、半年も経つ頃にはスポーツゲームと言えばファミスタのナムコ!と呼ばれる程、一家に1ファミスタ!累計200万本超えの大ヒット作となりました。

この年は、セが広島、パが西武で日本シリーズが争われ、あの伝説の初戦引き分けからの広島3連勝、西武3連勝のあとに、8戦目までもつれ、森・西武が阿南・広島を破り、日本一に輝いた年であります。

あとこの年は、バース(阪神)と落合(ロッテ)がともに三冠王になった年でして、新人王はセが長富(広島)、パが清原(西武)、各ベストナインが

セ P北別府 C達川 一バース 二篠塚 三レオン 遊高橋慶 外クロマティ・山本浩・吉村

パ P渡辺久 C伊東 一ブーマー 二辻 三落合 遊石毛 外秋山・新井・横田 DH石嶺

という顔ぶれであります。

それまで、選手名が入っているゲームですら一つもなかったファミコンのスポーツゲームの中に、チーム名だけでなく、選手名がそれぞれ入っていてしかも打者(打率やホームラン、脚の速さ)や投手(球速やスタミナ、左右下の変化球)のパラメータまでをも搭載して登場したのがこのプロ野球ファミリースタジアムです。

まさに猿しかいない地球上に突如人類が現れた瞬間と同じ強烈な進化を遂げて”ファミスタ”は世に現れるのです。

しかも、投手対打者のシーンではアップ画面、バットにボールが当たると俯瞰画面に切り替わる、今ではどの野球ゲームでも踏襲しているシステムをさも当たり前のように搭載しているのも、ファミスタの発明の一つなのです。

初期のファミコンソフトの開発者の中にはこのように”自然と気持ちよく遊べる”ギミックを発明する天才(マリオの宮本さんが筆頭)がいて、ファミスタを作った岸本さんもその一人。

で、肝心のこの86なんだけど、JAPANリーグと銘打ったリーグには、
セリーグはG、C、T、W、D、Sと6球団揃っているのに対して、パリーグはL、R、Fの3球団、あとの1球団はN(ナムコスターズ)で計10球団しかないのです。

当時は、日本シリーズとオールスター、そして地元球団の地元テレビでしか、パリーグの試合を見ることもなかなかなかったこともあってか、パリーグは日本シリーズ制覇のライオンズ以外はすべて合同チームなのです。

R(レイルウェイズ)鉄道会社傘下の3チーム(阪急、近鉄、南海)が一緒になった反則級の重量打線。
でびす、ぶうまだけでもえぐいのに代打にいしみねとかどたがいる。
投手もやまだで行けるところまで引っ張ってにしかわ、いしもと、さとうでなんとか逃げ切れるので、かなり強いです。

F(フーズフーズ)食品会社傘下の2チーム(日本ハムとロッテ)が一緒になった走攻守揃った良チーム。
にしむら、しまだの両切り込み隊長のあとに控える3冠王おちあいは毎打席敬遠されること必至w
むらた、しばた、そう、つのでとにかく失点を最小に抑えれば、そこそこ上位チームとも互角に戦えます。正直セのDやSよりは全然強いです。

ということで10点満点中その偉大な功績を踏まえて9点を送りたいと思います!

評価9/10

いいところ
・・・テンポ、打球感、投球感、守備感、対戦野球ゲームとしてのバランスがよい

わるいところ
・・・12球団ない、とにかく打てる選手が打て過ぎる。


(2本目)ファミリースタジアム87(通称87)



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前作の大ヒットを受けて翌年の12月22日に発売された作品。

前作の様々な改変に加えて、その年のプロ野球の成績に応じて選手データが新しくなるということでこちらもヒット!
グラフィックや外装のデザインはほとんど変わらないマイナーチェンジだったにも関わらず、130万本を売り上げました。

この年は、セが巨人、パが西武のほぼ独走でペナントを終え、日本シリーズでは西武が巨人を圧倒。
岡崎に”野球観が変わった”と言わしめ、9回2アウトで清原が泣き出し、胴上げシーンでは工藤が反対向いて万歳するというとにかく新しい野球界の幕開けと呼べる年でした。

その他の出来事と言えば、掛布とバースが道交法違反で検挙、落合の4対1トレード、赤鬼ホーナー、クロマティ対宮下、鉄人衣笠、近藤のノーヒットノーランデビュー、、、ベストナインは

セ P桑田 C山倉 一バース 二篠塚 三原 遊宇野 外クロマティ・ポンセ・吉村

パ P工藤 C伊東 一ブーマー 二白井 三石毛 遊水上 外秋山・新井・ブリューワ DH石嶺

新人王が荒井(ヤクルト)阿波野(近鉄)という顔ぶれ。

第2作の87では、チーム数が12球団に!
でもまだまだ全球団登場ではなく、セパ10チーム+M(メジャーリーガーズ)N(ナムコスターズ)の12チーム。

パリーグは、LとB(阪急、Rから独立)、R(レイルウェイズ)F(フーズフーズ)の4チームになるのです。

中日におちあいを引き抜かれて、打線にかげりのあるF、ぶうま、いしみね、まつなが、やまだ、さとうとチームの顔ごと独立されてしまったRチームは合同チームとはいえ、微妙なチーム力に。

一方、おちあいを加えたDチーム、ぽんせを加えたWチーム、ほうなあを加えたSチームあたりはチーム力がアップし、10球団どれを選んでもそこそこ拮抗した試合が出来るようになりました。

球団が増えた!チーム間のバランスが良くなった!投高打低で緊迫感が増した!

評価9/10

いいところ
・・・チーム数が増えた。チーム間のバランスが良くなった。前作のテンポの良さはそのまま。

わるいところ
・・・打者の移動出来る範囲が狭められたので、打てない選手は更に打てなくなった。
ある意味単なるマイナーチェンジでしかない。

それでは、今回はここまでとしたいと思います!
次回はいい意味でも悪い意味でも大きく進化を遂げた88のクロスレビューですよ〜!w