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段々「いいね!」が減って来て「どうでもいいね!」感が漂うこの連載もいよいよ4分の3!いよいよクライマックス(のはず)だぜ!

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(六本目)ファミスタ91

前作前々作のゴタゴタも解消され、1年後の1990年12月21日に発売。

前作のリーグ戦が廃止され、パスワード型の勝ち抜きモードに。BGMが一新され、ストライクやアウトなど音声が出るようになった。

そして、遂に選手ごとに守備力と肩のパラメータが設定され、打てればいいというある意味野球ゲームならではのオーダーから、守備力を重視した現実に即したオーダーに時代がシフトして行くのです。

90年と言えば、野茂のトルネード旋風が吹き荒れ、クロマティが敬遠球を打ち返し、ブライアントがドームの天井にぶつけ、門田40歳30本塁打、村田兆治が40代で二桁勝利、遠く海外ではライアンが300勝、ケングリフィ親子アベックアーチなどなど、、、

この年は西武が巨人を圧倒して日本一に(この5年で西武は4回日本一!)

新人王はセが与田、パが野茂、ベストナインはそれぞれ

セ P斉藤 C村田 一落合 二高木 三バンスロー 遊池山 外パチョレック・広沢・原

パ P野茂 C伊東 一清原 二大石 三松永 遊田中 外西村・石嶺・秋山 DHデストラーデ

という顔ぶれ。

90の発売から1年の期間があったにもかかわらず、見た目上の派手な変化は見受けられないものの、守備と肩、サイドスローやトルネード、マサカリなどの投法の追加など、地味ながら野球ゲームとしての着実な進化を遂げています。

また、前作でバランスの悪かった部分(投高打低や、過度のラインドライブなど)を再調整。やや打力優位に傾いたものの、ファミスタらしく仕上がっていると思います。

一方で、データの部分は年々いい加減になって来ており、特に守備の部分においてはそもそもシーズン終了時のデータがなかなか参照出来ないこともあり、守備位置も含めプロ野球に対する愛情のあるスタッフが担当すれば・・・と悔やまれてなりません。

また、投手のスタミナが一球ごとでなく、一打者ずつで消耗していくスタイルに変わったことは、対戦の奥深さを奪ってしまうことになりかねません。

この年11月に発売された任天堂の家庭用ハード「スーパーファミコン」や、PCエンジン版、アーケード版の方に開発スタッフを取られてしまったのではないか?と邪推し始めるのもこの頃あたりからでした。

評価8/10

いいところ・・・守備の能力設定、バランスの調整、音声

わるいところ・・・ボール球を先っぽでホームランにするポイントがある、データが曖昧、スタミナの変更



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(七本目)ファミスタ92

91で確立されたバランスを元に、投打のバランスを調整し、さらに大幅な機能追加がなされた後期の良作です。

人気のパラメータの追加により登場時の演出ならびにオールスター戦モードの追加、連合モードの追加、バッティング練習モード、守備練習モードなどが追加されました。

91年と言えば、広島前田の鮮烈なデビュー、中山の逮捕くらいしかニュースはなく、
日本シリーズは中日を振り切ってセで優勝した広島と、近鉄を振り切ってパを制した西武の対決。
3勝と王手をかけた広島を、またしても西武が逆転し、西武の2年連続の日本一が決まったのでした。(この6年で西武は5回日本一!)

新人王はセが森田、パが長谷川

ベストナインは

セ P佐々岡 C古田 一落合 二高木 三山崎 遊野村 外レイノルズ・広沢・原

パ P郭 C伊東 一トレーバー 二辻 三松永 遊小川 外秋山・佐々木・平井 DHデストラーデ
という顔ぶれ。

12球団に加えて、メジャー、ナムコ、V9巨人、85阪神の合計16チームで遊べるこのシリーズは、阪神ファンなら初代に続く涙もののバージョンとなりました。

どうせなら、チームを+12個自由に作り変えれるモードくらい搭載すればいいのに、と思い始めたのもこの頃です。

毎年様々な調整がなされるので、各バージョンの操作感や打球感にそれぞれファンが出て来ていて、毎バージョンごとに一長一短をひしひしと感じていたからです。

特に選手データの部分は、シーズンオフに何となく出た打撃成績と投手成績一覧をざっくりとなめた程度で作った様なデータです。

昔のファミスタにあった、代打や半控えの選手の成績の調整や、途中で怪我していなくなっちゃった選手への若干の能力のスポイルなど、そういった部分が消え去りつつあり、後に巨人ファンを発狂させたファミスタ94巨人打線事件へとつながってゆくのです。

が、今作で遂に「代走」「守備交代」という機能が追加され、ここ一番の攻守の交代の駆け引きが更に増した点は拍手を送るべきところでもあります。

評価8.5/10

いいところ・・・代走、守備交代ができるようになった。打高投低気味の91のバランス調整。85阪神w

わるいところ・・・データの練り込みが甘い。

ドン引きされながらもいよいよ次で最終回!座して待て!