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Twitterのタイムラインにいきなりとんでもないニュースが流れ込んできた。
 
 
ノーマーク爆牌党は麻雀好きなら一度は耳にしたことがある麻雀マンガの金字塔である。
有名プロから天鳳勢、フリー雀荘勢、あらゆる麻雀フリークから絶大の指示を受けている。 かくいう僕も今までで一番読み返した麻雀マンガは、この「ノーマーク爆牌党」である。
作者である片山まさゆきの最高傑作だと思っている。 その爆牌党が連載を終了して30年以上の年月を経て劇場映画化!滾るぜ!  

(作品紹介)
『ノーマーク爆牌党』(ノーマークばくはいとう)は、片山まさゆきによる日本の麻雀漫画。
『近代麻雀オリジナル』にて1989年2月号から1997年4月号まで連載された。単行本は全9巻。

『ぎゅわんぶらあ自己中心派』・『スーパーヅガン』などそれまでギャグが強かった片山の漫画だが、麻雀理論に則ったリアルで緻密な闘牌シーンが花開いた最初の作品である。(中略)

後に「麻雀に流れなんて無い」と言い切る爆岡に対して「色の支配」と呼んでいる流れ理論で立ち向かう鉄壁と言う構図が生まれ、また、茶柱・八崎らのサブキャラクターも立っていき、8年に亘る長期連載となった。

闘牌シーンは麻雀ライターの馬場裕一が全面協力しており、実際に作者本人が麻雀を打ちながら理論的に闘牌シーンを描いていたなど、その立体的な闘牌は極めて高く評価されている。また、作者は競技麻雀に関心を抱いており、プロ雀士へのリスペクトとも語っている。(引用:wikipedia
 
駆け出しの麻雀プロ鉄壁保と爆牌なるイレギュラーな打牌で天才の名をほしいままにする爆岡弾十郎の対決を主軸に、麻雀プロの世界を描いた作品。

流れ論や爆牌の謎解きもさることながら、性格や打ち筋の違う麻雀プロ同志の緻密な闘牌シーンは30年経った今でも色あせない。

実を言うと丁度この作品が連載中に僕は氏の経営する麻雀荘にアルバイトとして在籍していて、明らかにお店の常連さんがモデルだよなぁって人がモブキャラで出ていたりして、毎号お店に送られて来る近オリを楽しみに読んでいた。

連載時の90年代の麻雀界は、金子プロの牌流定石のあとに2人の弟子が立て続けに最強戦覇者となった雀鬼流あたりが台頭してきた頃で、僕の周りでも「牌の流れが〜」とか「地運が〜」と言った天動説的「流れ論」が常識とされていた頃。

その当時に、流れについての考察や、多種多様な打ち筋の麻雀プロの打牌を思考を交えて表現しているのは本当にすごいことだと思う。

さらに次回作の「牌賊!オカルティ」ではオカルトvsデジタルをシニカルにかつドラマチックに表現している。 先日の記事で麻雀入門書としても推薦した「打姫オバカミーコ」を含めた3作品が片山作品中期のトップ3と言ってよいだろう。  
(参考記事)マージャン打とうぜ!ルールや役がわからない初心者から中上級者向けまでオススメの本やアプリ12選
 
 
話を劇場版に戻そう。 監督・脚本を努めるのは今作品が初監督作品となる富澤昭文
制作は山口雄也(デイズ 私がアイツだった時|2011年)、笠木望(Tokyo Real|2007年)の映像制作会社レフトハイが手がける。

また、麻雀監修は爆牌党でも片山とタッグを組んだ馬場祐一率いるバビロンと死角はない。 麻雀を題材にした映像作品どころか、今秋の注目の映画だと断言する。  
(DATA)映画「ノーマーク爆牌党」 2018年秋公開 スタッフ 監督・脚本:富澤昭文 原作:片山まさゆき「ノーマーク爆牌党」竹書房刊 麻雀監修:麻雀企画集団バビロン、馬場裕一、黒木真生、ケネス徳田、中村毅 協力:日本プロ麻雀連盟 製作:『ノーマーク爆牌党』製作委員会 制作プロダクション:レフトハイ 企画・配給:AMGエンタテインメント キャスト 爆岡弾十郎:石田明(NON STYLE) 鉄壁保:矢本悠馬 情報画像引用:映画「ノーマーク爆牌党」公式HP