首のときほどは不安ではありませんでしたが、それでも脊髄に関わる大手術です。
ひょっとしてと手を握ってみたり、足を動かしてみたりしました。
無事動きます...ホッと一安心した頃に、前回との違いに気がつきました。

今回は背骨の手術のなので、血抜きのドレーンは背中に刺さっているようです。というか首にはなにもつけられていません。

次に背中になにか小さな枕のようなものが敷かれていることに気づきましたが、動くと何か術後痕に良くないかもな〜と思って、そのまま仰向けでじっとしていました。

とにかく手術が終わった...

前回も今回も病巣自体を切り取る手術ではないので、手術自体が終わっても、それによる効果が得られなければ、苦しみ損でしかないのですが、人生において初めての大きな外科手術を乗り越えたことに心の底から安堵しました。

前回同様翌朝には元の普通病室に移動となりましたが、前回のような首の激痛のようなものは背中にはなく、しばらくは移動は車いすでしたが、その他の入院生活(食事や読書など)は難なくこなすことが出来ました。

首周りの筋肉は部位も多く、それなりに剥がさないと頸椎を露出出来なかったけど、胸椎の場合は周りの筋肉も大きい上にそこそこ背骨も露出しやすかったのかな?と後になって感じました。

数日後に尿の管も取れ、背中の血抜きドレーンも取れ、歩行器も取れ、あとはリハビリをしながら術後痕の抜糸を待つばかりとなりました。

その18につづく


OPLL(後縦靭帯骨化症)と診断されて読み漁った本