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よく耳にする麻雀においての上ブレ下ブレ。

麻雀は運要素の強いゲームですので好成績の続く上ブレや不調から抜け出せない下ブレは誰しもに起こりうることだと思います。とはいえ本当に運不運の一言で片付けてしまってよいものでしょうか?

実はブレには運要素以外の要因があり、またその振れ幅や継続期間に関しても、運以外の要素が影響を及ぼしているのです。
今回はブレを4つに分類してそれぞれについて解説したいと思います。

1、配牌やツモ牌におけるブレ

麻雀は配牌の時点でかなり差異があります。
それこそ既に和了していたり(天和)、聴牌していたり(ダブルリーチや地和、人和)といった好配牌から愚形だらけの最高形リーのみ?みたいなクズ配牌まで、ドラや手役の有無なども含めて雲泥の差があります。

これに関しては実力ではどうにも出来ない領域ではありますが、一方で数100ゲームレベルで平等に集束するもの(のはず←)なので、今回はあえて割愛したいと思います。


2、メンタルにおけるブレ

対人ゲームにおいてメンタルの占める割合は相当大きいと感じています。「絶対に勝たなければ...」とか「今日は何やっても駄目だ...」「この人と打つといつも負ける...」などのネガティブな感情によって普段なら出来ているはずの正確な判断が出来無くなる状態=「ティルト」に陥ってしまうと、間違って損な選択をしてしまい、さらなる敗着の連鎖を引きおこしてしまいます。


3、残像におけるブレ

これは大きく分けると2のメンタルブレに含まれるのですが、押すべき(降りるべき)場面リーチを打つべき(打ってはいけない)場面やや難しい部類の何切るなどの微妙な状況において、過去の外れクジ(高打点やデバサイの放銃)などの印象深い記憶=「残像」によって正着打のスイングプレーンが僅かに狂ってしまうことがあります。

僕はよくこれを野球のバッティングやゴルフのスイングに例えるのですが、繊細な打ち筋の人ほどこの「スイングのズレ」によって徐々に徐々に以前出来ていた打牌にズレが生じ、気づかないうちにおかしくなっていきます。


4、引き出しの少なさにおけるブレ

ブレの原因として、「技術的引き出しの多少や濃淡」がかなり影響を及ぼしているんじゃないか?と最近になって感じるようになりました。

ここで技術的引き出しと言うのは「牌理・牌効率」「立直判断」「鳴き判断」「押し引き判断」「速度感」「オーラス判断」「局回し」「守備意識」など多岐にわたる麻雀における知識や技術を含む全要素です。

得意なジャンルのシチュエーションに多く出くわすと上ブレを引きやすく、逆に不得意なジャンルのシチュエーションに多く出くわすと下ブレを引きやすいというわけです。

筆記試験に例えるとわかりやすいでしょうか?習熟度の低い問題が多く出題されると誤答が積み重なり合格点を得ることができません。逆に習熟度の高い問題が多く出題されれば満点に近い点を得ることが出来ます。

つまり

・広範囲において習熟度の高い人・・・ブレの幅や期間が小さくなる。苦手なタイプのプレーヤーが少ない。

・範囲は広くないが頻出問題の習熟度が高い人
・・・一見強者と同格に扱われやすい一方、稀少なケースが運悪く頻出すると下ブレに陥りやすく、そこから2のメンタルブレや3の残像ブレを起こしやすい。一定の苦手なタイプのプレーヤーがいる。

・習熟度にバラツキがある人
・・・ブレの幅や期間が大きくなる。苦手なタイプのプレーヤーが多い。2のメンタルブレを引き起こしやすい。

・全範囲において習熟度の低い人
・・・上ブレの期間は短め、下ブレの期間は長くなる。

のように分類出来ます。


麻雀における技術介入のシチュエーションは頻出のもの〜希少なものまで出現頻度にかなりの差があります。

頻出する基礎的な知識・技術だけを身につけていれば、対人でもそこそこ和了したりトップを取ったりすることが出来るでしょう。(俺より技術も経験も劣る彼奴が何であんなに和了れるのよ!といった状況の正体はこれで説明出来ます)

「下ブレが大きい・長い」とか「苦手なプレーヤーやシチュエーションがある」といった人は、頻出の「牌理・牌効率」「立直判断」「鳴き判断」「押し引き判断」あたりの見直しをしてみるとトップ率や平均着順が上昇しますよ!(自戒を込めて)

更なるレベルアップや苦手なシチュエーションがわからないといった人にオススメなのが「反省ノート」によるアウトプット&フィードバックです。

不得手な牌姿や間違いだったかも?な判断について書き出して考察を加えます。これを月間や年間単位で見比べて頻出しているジャンルについて座学などで補強・矯正していきます。

模擬試験を受けて不出来だったジャンルの問題を参考書や問題集で克服するのに似ていますね。


麻雀の戦術本についてはこちらも参考にされてください。

(参考記事)【キンドル】kindle Unlimitedで読めるオススメの麻雀戦術本【読み放題】


(参考記事)マージャン打とうぜ!ルールや役がわからない初心者から中上級者向けまでオススメの本やアプリ12選