第三回「戦場は荒野」
ごくごく一部よりの熱いご声援により、遂に再スタート!ファミコンの野球ゲームの全てを動画で振り返る!(というより、やったことないゲームも結構あるので、どっちかっていうと自分でも再発見って感じもあるけど・・・)
いいか!耳をかっ穿じってよ〜く聞け!
”ファミコンの野球ゲームはファミスタかベストプレーかそれ以外だ!”
そうだ!あとはそれ以外だ!←
1989年(16作品/全147作品中)
ファミスタや燃えプロ、ハリスタなどの販売実績を見てか、この年は実に16本(内ファミスタ2作品)全ファミコンソフトの1割を超える野球ゲームが発売された。
ファミスタや燃えプロ、ハリスタなどの販売実績を見てか、この年は実に16本(内ファミスタ2作品)全ファミコンソフトの1割を超える野球ゲームが発売された。
87年のエキサイティングベースボールの次にコナミより発売された野球ゲーム。
ペナントレースに焦点を当てたゲームで、運営資金システムやトレード、乱闘、代走や守備変更ができるなど、方向性は間違っていないものの、続編が出ることはなかった。
こちらもペナントレースに焦点を当てたゲーム。自分の打撃、投手成績記録がリアルタイムで書き変わるなど、うれしい機能がついているものの、こちらもヒットしなかった。
ゲームバランスの良い隠れた名作。選手が全て架空なのと、データパターン、アクションパターン(特に守備時)が少なくスルメゲーム度がやや低かったのが残念だった。
ハリスタの3作目。
斜め横視点という、かなり斬新な謎仕様にリニューアル。もちろん受け入れられなかった...
初の夏発売のファミスタ。実は任天堂とのライセンス契約のごたごたが原因。
一方で、歴代ファミスタの中でも操作性、投打バランスなどは最も良いという評価が多く、ハックロム派の支持も高い。それだけに開幕前の不十分な選手データが残念。(参考記事:【短期集中!】勝手にファミスタクロスレビュー!2【血迷い連載】)
人気漫画のゲーム化作品。ストーリーモードがある。
夏の甲子園を舞台にした野球ゲーム。後にシリーズ化された良作。
野球ゲームならぬソフトボールを題材にしたゲームが登場。
60名のキャラの中から10名を選んでチームを作るシステムは斬新で、想像力をくすぐる良作。
「超人ウルトラベースボール」カルチャーブレーン/10月27日(wiki|youtube)
映画メジャーリーグのタイトル冠した野球ゲーム。と言っても中身はほぼ日本の野球ゲーム。試合画面はファミスタのドパクリ←
典型的な野球ゲームシステムだが、各ポジションごとの守備力や肩の強さが設定されている。目の付け所はよいが売れなかった。
女子高生のチームを操り、地方予選、全国大会、アメリカ代表戦、プロ野球戦、名球会戦、メジャーリーグ戦とまるでドカベンかキャプテン翼か、はたまた島耕作かのらくろかの様に、ステップアップして行くw
江本孟紀氏監修の野球ゲーム。野球ゲームとしては珍しく一人プレイ専用ゲーム。細かくリアルなゲームシステムがイマイチ受け入れられなかったのか、予告されたパリーグ編は発売中止となった。
89年末、最後を飾るのはデフェンディングチャンピオンのファミスタ。開幕版のデータの中途半端さを解消してくれる出来を期待したのだが...
容量が2MBに拡充、バッテリーバックアップ付き、スイッチヒッターやサイドスローが登場。ラインドライブ、助っ人システムなどが新たに導入された。
既にほぼ完成されていた操作感を台無しにしたラインドライブの導入はファン離れの遠因となり、次作で廃止されたものの、もはや野球ゲーム=ファミスタの牙城は徐々に崩れ始めていた。(事実88を最後に100万本達成はなされていない)(参考記事:【短期集中!】勝手にファミスタクロスレビュー!2【血迷い連載】)
87年のPCエンジン、88年のメガドライブに続き、この年4月にはゲームボーイが発売され、徐々にではあるがファミコンから、携帯ゲーム機、後に現れる次世代機とパイの取り合いが更に過激化して行くのである。
次回予告
乱立した野球ゲームたちのサバイバル戦争。生き残ったのはどれだ?
次回「激闘は憎しみ深く」
君は生き残ることが出来るか?
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