藤子F不二雄の”SF(Sukoshi Fushigi)短編集”の中でも、傑作の呼び声の高い作品「ノスタル爺」が発表されたのは、1974年のことである。戦争が終わったあとも、30年ものあいだ孤島のジャングルに一人旧日本軍兵士として篭っていた浦島太吉。無事帰日を果たし、徴兵の折まで ...
2019/02
「未来の想い出」の想い出〜藤子F不二雄の描くループ世界その1〜(感想解説)
今まで、プレゼントしたり、貸出したりして、その都度買い求めている一冊の単行本がある。 藤子F不二雄著「未来の想い出」である。(貸出の場合は、要するに借りパクされたままってわけだけど)内容は使い古された(と作中で著者も明言している)”もし人生がやり直せたら? ...
「まんが道」〜藤子不二雄Aの最高傑作であり、昭和30年代の青年群像劇としても素晴らしい作品〜
よく「オススメのマンガあったら教えて下さい」と聴かれることがある。そんなとき、僕は「男だったら、まんが道を一回読んでくれ!読まずに死んだら駄目だよ!」と答えるようにしている。僕の中の「読まずに死んだらいけないシリーズ」の筆頭が、この「まんが道」である。僕 ...
(麻雀備忘録)ドラの放しどき(孤立,端牌,字牌)
「ドラはギリギリまで引っ張る」「ドラは恋人」なんていう格言がある。確かに役もドラもない手であれば、何とか打点向上を目指してドラの縦引きやくっつきを目指して行くべきという指針を表した言葉である。では「ドラの放しどき」っていつだろうか?ドラと聞いてすぐに僕が ...