ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が、今季も野球史に残る大活躍を果たしています。

6月の大谷選手は、104打数41安打、打率.394、15本塁打、29打点と打ちまくり、OPSに至っては1.444という異次元のスタッツをマーク。

6月30日に行われた試合では、自己最長となる150メートル超えの超特大の30号弾で、現地の度肝を抜きました。

月間15本塁打は、球団最多、日本人最多に加え、ベーブ・ルースらと肩を並べるア・リーグ最多タイ記録。

さらにこの間、投手としても5度先発登板し、防御率3.26、37奪三振、2勝とエース級の活躍を果たしているのですから、もはや言葉もありません。

この活躍を受けて、大谷選手は自身3度目となる月間MVPに加え、今季2度目の週間MVPをダブル受賞。

バリー・ボンズ、サミー・ソーサー、ウィリー・メイズらレジェンドを彷彿とさせる異次元のパフォーマンスには、現地メディアや識者たちからも絶賛の言葉が鳴り止みません。


◆「月まで届いた!」自己最長の“150m超特大弾”に現地も驚愕

超絶プレーのオンパレードとなった6月。

その締めくくりは150メートルを超える超特大弾でした。

大谷選手は、6月30日に行われた本拠地での対アリゾナ・ダイヤモンドバックス戦において、「2番・DH」で先発出場。

6回先頭打者としてバッターボックスに入ると、左腕トミー・ヘンリー投手の甘く入ったスライダーを豪快に弾き返します。

球場中に響き渡る衝撃音とともに飛び出した打球は、あっという間にライトスタンド上段の3階席に着弾。

打った大谷選手はゆっくりと確信歩き、一方打たれたヘンリー投手は諦めたように打球の行方をまったく追わず、マウンド上でうつむきました。

打球速度115.1マイル(約185.2キロ)、打球角度29度、飛距離493フィート(約150.2メートル)の超特大弾にスタジアムも大興奮。

これまでの自己最長470フィート(約143.2メートル)を大幅に上回るド派手な花火で快進撃の6月に大輪の花を添えました。

二刀流のユニコーンが放ったこの150メートル弾は、今季メジャー最長を記録。

さらにスタットキャスト導入の2015年以降において、エンゼルスの選手として最長、エンゼルスタジアムで放たれた本塁打としても最長と、まさに記録ずくめの一発となりました。

米カリフォルニア州地元紙『ロサンゼルス・タイムズ』が、「見よ!オオタニが493フィート(約150.3メートル)の本塁打をかっ飛ばし、エンゼルスの敗戦の中で記録を打ち破る」との見出しを取り

「オオタニとは、そういう選手だ。これは2021年6月8日にエンゼルスタジアムでのロイヤルズ戦で打った470フィート(約143メートル)を越えるキャリア最長弾となった」

と賛辞を送ると、同紙のエンゼルス番、サラ・バレンズエラ記者も

「どこまで飛んでいったのかちゃんと見えなかった。月まで行ったんじゃないかな」

と、その距離を強調してツイートしました。

米メディア『The Athletic』のエンゼルス番、サム・ブラム記者が

「本当に493フィートをマークしたのか?なんて馬鹿げたホームランだ!」

と興奮気味に綴ると、同メディアに記事を寄稿しているブレント・マグワイア氏も

「すべてが馬鹿げている!(大谷は)球界最高の打者であり、アメリカン・リーグ屈指の先発投手でもある。
目の前で展開されているのが史上最高のシーズンであることは間違いない」

と、その驚異的なパフォーマンスに感服するコメントを残しました。


◆敵も味方も唖然「バリー・ボンズの領域」「とんでもない音がした」

その場にいる誰もが心を奪われた超特大弾。

ファンはもちろんのこと、敵味方を問わずすべての人が、二刀流のユニコーンが見せた驚愕のパワーに酔いしれました。

試合後、フィル・ネビン監督は

「過去に放たれてきた500フィート(約152メートル)の本塁打のすべてについて耳にしてきた。
だが、今夜、私が見たものよりも遠くに飛ぶ一打を見ることはないと思う。
以前と今で計測方法は異なるが、あの一打よりも遠くに飛んだ打球があるとは思わない。とにかく素晴らしかった」

と手放しで褒め称えると、同じくエンゼルスのチームメイト、パトリック・サンドバル投手も

「ショウヘイは、地球上で最強の人間の1人だ。驚きだが、同時にただの驚きでもない。『ワオ』でもあるけれど、自分たちは、その『ワオ』を何度も言い続けている」

と投打で見せつける圧巻のパフォーマンスに改めて感服しきりでした。

この日先発したエンゼルスのグリフィン・キャニング投手は

「あれはワールドシリーズでのバリー・ボンズが放った領域に達した。はるか先まで飛んでいった」

と2002年のワールドシリーズ第2戦でボンズが放った伝説の一発に記憶を重ね合わせて表現。

また、この報を伝え聞いたロサンゼルス・ドジャースのデイブ・ロバーツ監督も

「オオタニは人間ではない。アンドロイドだ」

と大谷選手の連日に渡る活躍ぶりに舌を巻きました。

150メートル弾の衝撃は飛距離だけではありません。

被弾した瞬間に打球の行方すら見ずにうなだれたDバックスのヘンリー投手は

「大きな音がした。失投だった。打球の行方は見ずに音しか聞かなかった」

と打球音の凄まじさを振り返り

「もしかすると、僕の電話がメッセージで爆発することになるかもしれない」

とジョークで締めくくりました。

また、最も近くでこの打球音を聴いたDバックスのカーソン・ケリー捕手は

「大砲のような感じ。爆発音というか、ガンショット(銃撃音)みたい。今でも耳に残っているよ」

と驚愕の打球音を表現した上で

「あんな打球は初めて。僕が見てきた本塁打の中でも、最も素晴らしかった。
スイングの後、僕は打球を見失った。その後、見つけたんだけど、その時にはほとんどもうスタンドまで行っていたよ」

と打球を目で追うことすらできなかったと、その衝撃を語りました。


◆昨季のジャッジに並ぶハイペース「大谷は歴史を塗り替える最中にある」

相性が良いと言われる6月に、またしても打ちまくった大谷選手。

15本目となった本塁打でア・リーグの月間最多タイ記録に並び、日本人選手で初となる3年連続の30本超えも達成しました。

もちろん、30本塁打は両リーグトップ。

ナ・リーグ本塁打数1位のアトランタ・ブレーブス、マット・オルソン選手に2本差、ア・リーグに至っては、2位のシカゴ・ホワイトソックス、ルイス・ロバートJr.選手に6本差と独走状態が続いています。

米メディア『The Athletic』が、大谷選手が今季30本目となる本塁打をマークしたニュースを配信。

493フィートは今季のMLB最長飛距離であると説明した上で

「このままのペースでいけば、オオタニの今季ホームラン数は約58本となり、昨季ヤンキースのジャッジが叩き出したアメリカン・リーグ記録(62本)に迫る勢いだ」

と量産態勢に入った「打者・大谷」を興奮まじりに称賛。

米ポッドキャスト番組『Talkin’ Baseball』の公式ツイッターも

「ショウヘイ・オオタニが今季、エンゼルスの84試合で30本塁打。
アーロン・ジャッジは昨季、ヤンキースの84試合で30本塁打を放っていた」

と伝え、昨季ヤンキースのジャッジ選手が更新したア・リーグ記録62本塁打に匹敵するペースであると伝えました。

同じく米野球専門メディア『Just Baseball』も、一塁側から撮影された本塁打シーンの映像を引用し

「これ以上のものはない。ショウヘイは昨季のアーロン・ジャッジと同じペースだ」

と止まらぬハイパフォーマンスに賛辞を送りました。

さらに米メディア『MLB公式』が、「ショーはどのくらい遠くまでいくのだろうか?30号本塁打は2023年のMLBで最長」と題した特集記事を配信。

「二刀流センセーションのオオタニが、カレンダーを7月にめくる前に30本塁打に到達し、2-6敗戦の中でダイヤモンドバックスの左腕ヘンリーから右翼へ放った一打を間違いなく最高の一打にした」

と、この日の特大弾に注目した上で、6月の月間15本塁打は、ア・リーグでは史上4人目であることを伝えました。

ちなみに過去に達成したのは、ベーブ・ルース(1930年)、ボブ・ジョンソン(1934年)、ロジャー・マリス(1961年ヤンキース)で、どれも半世紀以上前の記録です。

最後に同メディアは

「オオタニは歴史を塗り替える最中にある」

と締めくくり、野球の常識を覆し続ける唯一無二の二刀流スターのさらなる進化にエールを送りました。


◆「球界史上最高の1か月」伝説的活躍で月間MVP&週間MVPのW受賞

まさに獅子奮迅の大活躍を果たした6月。

打っては、打率.394、15本塁打、29打点、OPS1.444という驚異的な成績をマークしました。

2021年の6月も打率.309、13本塁打、23打点で月間MVPを受賞しましたが、今年記録した打率、本塁打数、打点、OPSはいずれもキャリアハイ。

月間15本は、自身が2021年6月に記録した月間球団記録と松井秀喜氏が2007年7月に記録した日本人最多を抜き、単独トップとまさに“新記録だらけ”の歴史的な月となりました。

さらに、投手として5度先発登板し、2勝2敗、防御率3.26、37奪三振とエースとしても躍動。

投打における信じがたいレベルのパフォーマンスに、米メディアも賛辞が止まりません。

米メディア『MLBネットワーク』が

「ショウヘイ・オオタニのとにかく優れた技量を見せた1か月」

とユニコーンの絵文字を添えて絶賛すると

米データ分析会社『コーディファイ・ベースボール』も、恐るべきスタッツを並べたてた上で

「本当に馬鹿げている」

と感嘆の言葉を漏らしました。

この活躍を受け、大谷選手は6月の月間最優秀選手を受賞。

2021年6月、7月に続いて自身3度目の月間MVPは、野茂英雄氏、伊良部秀輝氏の2度を超えて、日本人選手最多となりました。

米メディア『MLB公式』のウィル・リーチ記者は、大谷選手の活躍について

「この1か月間、ほぼすべての打撃カテゴリーで野球界全体をリードしており、これは彼のキャリアにおける最高のものかもしれない」

と高く評価し

「オオタニを月間MVPに選ばない理由があるだろうか?」

と惜しみない賛辞を送りました。

波に乗った大谷選手は、6月26日からの7試合でも、打率.417、6本塁打、7打点、OPS1.783と好成績をマーク。

さらに投手でも、6月27日の本拠地・ホワイトソックス戦で6回1/3を投げて4安打1失点。2本塁打を放って7勝目をあげました。

投打において圧巻のパフォーマンスを披露した大谷選手は、今季2度目となる週間MVPもダブル受賞。

通算6度目の週間MVP受賞は、イチロー氏を抜いて日本人選手最多となりました。

野球史に残るであろうモンスター級の活躍を果たした大谷選手に対して、ネット上でも喜びの声を上げるファンが続出しました。


◆3年連続30本塁打の間に500奪三振!?「ベーブ・ルースが昔の大谷翔平だ」

驚異的なペースで本塁打を量産する今季の大谷選手。

しかし、その凄さはそれだけではありません。

今季大谷選手は11盗塁をマークしており、6月末までに30本塁打、10盗塁越えを達成したのは、1998年のサミー・ソーサ氏以来の快挙です。

ちなみに、この年ソーサ氏は、66本塁打158打点18盗塁OPS1.024という脅威のスタッツを残し、シーズンMVPを受賞しています。

さらに、足の速さという点でいうと、今季大谷選手は三塁打も5つ放っており、これは両リーグの本塁打ランキング上位10人の中ではダントツ。

他の選手が各1本ずつしか記録していないことからも、大谷選手がどれだけ飛び抜けた存在なのか伝わってきます。

米スポーツメディア『オプタスタッツ』のデータ専門家グレッグ・ハービー氏も

「ショウヘイ・オオタニはウィリー・メイズ(1954年)以来では、シーズン最初の80試合で5三塁打以上、28本塁打以上を記録した初の選手になった」

と大谷選手のパワーとスピードに驚きの声を上げています。

ウィリー・メイズ氏は通算3283安打、660本塁打、338盗塁を記録し、野球殿堂入りを果たしたスーパーレジェンド。

シーズンMVP2度、首位打者1度、本塁打王4度、盗塁王4度を受賞しただけでなく、ゴールドグラブ賞も12度受賞するなど、まさに走攻守を兼ね備えた「コンプリート・プレーヤー(全てを備えた選手)」として知られています。

ハービー氏は最後に

「オオタニは、その間に複数試合登板したMLB史上唯一の選手となった」

と二刀流のユニコーンが、スーパーレジェンドの更に上を行く「パーフェクト・コンプリート・プレーヤー」であると称賛しました。

米データ分析会社『コーディファイ・ベースボール』も、投打における成績に注目。

「ショウヘイ・オオタニはこれで3シーズン連続で30本塁打以上かつ、その間に502奪三振。
ベーブ・ルースは30本塁打以上放ったシーズンで4つ以上の三振を奪ったことは一度もない。これは本当の話だ」

と驚異的なパフォーマンスを紹介した上で

「もう『ベーブ・ルース以来』と言うのはやめよう。ショウヘイは唯一無二だ」

と訴えかけました。

元ホワイトソックス監督で、2005年に井口資仁らを率いてワールドシリーズを制しているオジー・ギーエン氏も

「オオタニは別の世界の生き物だ。この男は一体どこから来たんだ!?
ただただ驚くばかり。伝説の選手、ベーブ・ルースらと比較してはダメだ。
ベーブ・ルースはオオタニの近くにすらいない」

と驚きの声を上げています。

現地メディアや識者による「ベーブ・ルース比較論廃止」には、米ファンからも続々と賛同の声が相次ぎました。

打者として通算2873安打、714本塁打、投手としては94勝を挙げ“二刀流”の礎とされる活躍を約1世紀前に披露していたベーブ・ルース。

そのレジェンドとの比較に終止符を打とうと言わせるほどの歴史的な活躍を見せているのですから、今季の大谷選手がいかに異常な存在であるかが伝わってきますよね。


◆シーズン折返しでMVP確定!「オオタニは圧勝するだろう」NYメディアも白旗

折返しとなる81試合終了時点で、打者として56本塁打66打点11盗塁。
さらに投手としても7勝、128奪三振と、常識ではとても考えられない活躍を果たしている大谷選手。

もしここまでのペースでシーズン終了までプレーし続けたとしたら、打者として打率.304、56本塁打、128打点、22盗塁、その上に投手としても、14勝、254奪三振、防御率3.02、WHIP1.04と、それぞれ別々でもMVPを狙えるようなハイアベレージです。

MVPを決めるうえで重要視されている「WAR」においても、現在のペースから換算すると投打合わせて12.2となり、これは2001年に73本塁打を放ちシーズンMVPを受賞したバリー・ボンズ氏の11.9を凌ぐとんでもない数値です。

近年のMVP争いでは、ブラディミール・ゲレーロJr.選手やアーロン・ジャッジ選手と比較され、様々な論争が繰り広げられてきましたが、今季に限っては「大谷選手をおいてほかにいない」という声が早くも高まっています。

シカゴ・カブスのマーカス・ストローマン投手が、自身のツイッターで

「オオタニは余裕でMVPを獲得できる。毎年最優秀選手に選出されるべきだ。彼がやっていることは非常識だよ。最高レベルでプレーしている俺たちでさえ目を疑っているよ。
本当に素晴らしいよ。史上最高の選手を目撃できることに感謝しよう」

と大谷選手の卓越した才能を絶賛。

今季カブスの開幕投手を務めた実力派右腕も、二刀流のユニコーンの活躍に改めて脱帽しています。
 
またエンゼルスOBのクリス・ヤング氏も

「何よりも評価すべきなのは、彼がどうやって今の活躍を成し遂げているのかを私たちが理解しきれていないということだ。
ベッツやトラウトでさえ、どうやってこんなこと(二刀流)を続けられるのかを不思議に思っている。
普通は先発投手として中5日で登板しても、シーズン終盤にはガス欠さ。
でも、オオタニはそれをやろうとしている。(FAになる)彼がどれだけの契約を得ても、それ以上の価値がある」

と投打同時出場を続ける大谷選手に賛辞を送った上で、MVP争いにおいても「オオタニは圧勝するだろう」と結論づけています。

実際に現地のベッティングサイトにおいても、大谷選手は独走状態を続けており、大谷選手のオッズは2位のテキサス・レンジャーズのコーリー・シーガー選手と比べて41倍も開いています。

言い換えると、大谷選手だけが「大本命」で、あとの選手は皆「大穴」という評価です。

米メディア『FOXスポーツ』も現時点でのMVPオッズを紹介した上で

「MVPは2人のレースではなく、オオタニが稀有な二刀流での偉業に挑むことになるのではないかと期待されている」

と綴り、もはや競争相手すらいないと主張しています。

同じく米メディア『エム・ライブ』も

「我々がオッズを追跡して以来、エンゼルスの二刀流スーパースターほどMVPレースを掌握したMLB選手はいない。
オオタニはどれほどすごいのか?先週、彼は同じ試合で打者10人を三振に打ち取り、2本のホームランを打った史上初の選手となった。
野球が簡単に思えてくるほどだ。彼はベーブ・ルースでさえしなかったことをやっている」

と今季大谷選手が披露する驚愕のパフォーマンスを絶賛しています。

これまでジャッジ選手を推してきた辛口ニューヨークメディアもあきらめムード一色。

米メディア『ニューヨーク・ポスト』紙は、「ショウヘイ・オオタニがア・リーグMVPをほぼ確実にした」との見出しで記事を掲載。

「昨季オオタニとMVPを争ったアーロン・ジャッジはすでに30試合を欠場しており、復帰のめども立っていない。
その間、昨季MVP投票2位だったオオタニは今季、別の次元にいる」

と本塁打、打点共にリーグ首位に立つ二刀流スターを手放しで称賛しました。

同じくニューヨークに拠点を構えるデジタルメディア『BroBible』も

「ショウヘイ・オオタニはすでに野球界で史上最高の男だ。もしも、これに反対なら、それは間違っている」

と切り出し、これまでニューヨークのメディアが大谷選手に対して批判的な意見を述べてきた過去を振り返った上で

「野球界で史上最高のアスリートを問われれば、我々はオオタニに答えが行き着く」

と主張。

その理由について

「エンゼルスのスーパースターは、打席とマウンドの両方で絶対的な支配力を発揮している。いま彼が残している数字だけでも、MVP級の価値がある」

と熱弁を振るいました。

同メディアは、過去のレジェンドスターたちの名をあげながら

「これまで野球界で史上最高の選手は誰かと議論になった時には、ベーブ・ルース、バリー・ボンズ、ハンク・アーロン、ウィリー・メイズといった名前を頭に浮かべていた。
しかし、オオタニがMLBでのキャリア6シーズン目を過ごす今、その答えは明らかにオオタニになった」

と改めてその異質さを大絶賛。

最後には

「ルースが達成したことは間違いなく注目に値する。だが、この100年で野球というスポーツは劇的に変化した。
1900年代初頭に彼がやっていたことに比べれば、今のオオタニがやっていることの方がはるかに難易度が高い。
いまだかつて野球界にショウヘイ・オオタニのような選手はいなかったし、金輪際、現れないかもしれない。
それほどまでに我々は全く新しい次元にいる偉大な男を目の当たりにしているのだ」

と締めくくり、投打に渡って異次元のパフォーマンスを披露する大谷選手を手放しで褒め称えました。

連日のように続く大谷翔平選手の活躍。世界が熱視線を向けている彼の価値は計り知れません。

かつては誰もが「無理だ」「プロでやるなら投打のどちらかに絞るべき」と、投打二刀流に懐疑的な意見を述べていました。

しかし、今の大谷選手にそうした言葉を投げかける人は一人もいません。

それほどまでに大谷選手は図抜けた存在へと進化を遂げたのです。

世界中の野球ファンが驚き、感動した2021年、22年。

MVP級の活躍を果たした過去2年を、今年はさらに超えようとしています。

未来永劫語り継がれる「大谷翔平の2023年」は、いよいよ後半戦に突入します。



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