◆ついに州の税制まで変わる?驚愕の980億円後払い

米メディア『AP通信社』が12月21日、世界中のスポーツ選手を対象にした「年間最優秀男性アスリート賞」を発表。

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が、サッカーのリオネル・メッシ選手やテニスのノバク・ジョコビッチ選手らを抑え、同賞を受賞しました。

『AP通信』はニューヨークに本部を置くアメリカの非営利通信社。

その設立は1846年と150年以上の歴史があり、ロイター通信、フランス通信と合わせて世界三大通信社と言われています。

大谷選手が同賞を受賞するのは2021年以来2年ぶり2度目のこと。

3月のWBCで日本代表を優勝に導き大会MVPに選ばれたことや、二刀流で10勝を挙げながら日本人初の本塁打王に輝いたことなどが高く評価されました。

昨季大谷選手は、ア・リーグ本塁打王のみならず、シルバースラッガー賞、エドガー・マルティネス賞、ハンク・アーロン賞と打撃部門の賞を総なめ。

オールMLBファーストチームに投手部門とDH部門で投打ダブル選出。

ベースボール・アメリカ誌による年間最優秀選手、選手会選出によるア・リーグ最優秀野手に加え、自身二度目となるア・リーグシーズンMVPに満票で選出されました。

フィールド上でのパフォーマンスでも前人未到の領域に達している大谷選手ですが、今冬世界中を驚かせたのが、ドジャースとの超大型契約です。

大谷選手がドジャースと締結した契約は、10年総額7億ドル(約1015億円)のメガディール。

多くのメディアや識者たちが事前に予測していた「6億ドル(約873億4000万円)」を100億円以上上回ることなりました。

これは、サッカーのアルゼンチン代表リオネル・メッシ選手が2017年にバルセロナと結んだ6億7400万ドル(約977億円)を上回る、歴史的な金額です。

これにはアルゼンチンの大手メディア『Ole』紙も

「伝説のベーブ・ルースと比較される存在となったショウヘイ・オオタニは、7億ドルの契約を締結した。信じられないかもしれないが、これは現実だ」

と驚きをもって報道しました。

そしてさらに世界中の人々の度肝を抜いたのが、実に97%にも及ぶ「後払い契約」。

大谷選手は総額7億ドルの内、6億8000万ドルを後払いで受け取ることにしたのです。

最初の10年は約3億円ずつ、そして次の10年が約98億円ずつと、後ろの10年間にその殆どが支払われることになります。

MLBにおいて後払いは決して珍しいものではありませんが、97%もの割合というのは、世界中のプロスポーツを見渡しても前代未聞です。

この異例のプランこそ大谷選手の「勝ちたい」という気持ちの現れ。

大谷選手は入団会見でも

「(後払いの)パーセンテージは選手に一任するところではあるので、今受け取れる金額を我慢して、ペイロールに柔軟性を持たせられるなら、僕はいいです」

と後払いについての思いを語っていました。

自分の利益よりもチームの勝利を優先させた、いかにも大谷選手らしい選択。

大谷選手がこれから籍を置くドジャースで、どれだけ勝ちたいのか?その強い気持ちが伝わってきます。

ちなみに大谷選手の後払い契約は、金額が大きすぎて州の税法改正にまで話が及んでいます。

ドジャースが本拠地を置くカリフォルニア州は米国内でも高い税率で知られています。

現行の法律のままだと大谷選手が11年目以降に他の州に移住すると税金を抑えることできます。

その場合、同州は約9800万ドル(約142億円)もの税収を失う可能性が出てくるのです。

同州の会計監査官マリア・コーエン氏は、議会に法改正を求めました。

大谷選手自身はそもそも節税するつもりで後払いにしたのではありません。

これもひとえに大谷選手の収入が大きすぎるがゆえに起こったことと言えます。

投打二刀流で野球のルールすら変えてしまった大谷選手が、今度は法律を変えることになるかもしれません。


◆破格のスポンサー収入!なんとトラウトの9倍!米経済紙が分析

ファンなら御存知の通り、大谷選手は「お金に執着が全くない」ことで知られています。

シーズン中も極力外食などはせず、トレーニングと睡眠に多くの時間を割いています。

ドジャースに移籍した現在でも、「ウェイトルームに住んでいるのではないか?」と囁かれるほど、トレーニングに励んでいることが伝えられています。

大谷選手は日本ハムファイターズ時代から、お金を全く使わないことで知られていますが、さすがに2024年からの年俸3億円弱では少なすぎるのでは?と思う方もいらっしゃるでしょう。

しかしその心配は全くもって無用です。

大谷選手は球団から支払われる年俸以外に、巨額のスポンサー収入を得ています。

米経済誌「フォーブス」は、大谷選手は少なくとも年間3500万ドル(約50億円)のフィールド外収入があると推定しています。

「7億ドルの契約により、ショウヘイ・オオタニはMLBの史上最高収入の先導者となるだろう。スポンサー収入を考えると、オオタニは別のリーグにいる」

同誌によると、大谷選手が得ている年間フィールド外収入3500万ドルは、アレックス・ロドリゲス氏のキャリア全体のそれと匹敵。

A.ロドリゲス氏といえば、名門ヤンキースなどで活躍、メジャー通算696本塁打を放ったスーパースターです。

その現役生活22年分を、わずか1年で稼ぎ出すというのですから、どれだけ大谷選手が人気面においても図抜けた存在であるか?おわかりいただけると思います。

ちなみに、MVPを3回受賞しているエンゼルスのマイク・トラウト選手の2023年におけるフィールド外収入は400万ドル(約5.8億円)。

これでもメジャートップクラスの金額なのですが、大谷選手はその9倍というのですから驚きです。

2023年シーズン終了時点で大谷選手がスポンサー契約を結んでいるのはポルシェ、JAL、三菱UFJ銀行、西川など。

この他にも、セイコーウオッチ、ニューバランス、ヒューゴ ボス、オークリー、コーセーといった、美容・ファッションブランドともタッグを組んでいます。

イメージモデルを務めた商品は軒並み売り切れ状態となるなど、大谷選手はスポンサー企業の業績アップに多大に貢献しています。

その人気は、球界を飛び越えてあらゆるスポーツ競技においてもダントツ。

それを如実に表しているのがSNSのフォロワー数です。

米スポーツメディア『スポルティコ』が報じたところによると、大谷選手のインスタグラムはWBC直後、200万人弱から500万人超にまでフォロワーが急増。

ドジャースとの契約が発表されるとさらに伸び、現地1月6日の時点で700万人弱と、実に530万人以上の増加となりました。

これは、人気歌手テイラー・スウィフトとの交際で注目されたNFLのトラビス・ケルシー選手の369万人増を大きく引き離して、スポーツ界最多の増加数です。

フォロワー700万人は球界でも破格の数字で、エンゼルスのマイク・トラウト選手が228万人。

ドジャースのムーキー・ベッツ選手(142万人)、フィリーズのブライス・ハーパー選手(179万人)、ヤンキースのアーロン・ジャッジ選手(169万人)、ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.選手(151万人)の4人を足し合わせても、まだお釣りが来るフォロワー数です。

同メディアは、大谷選手の異次元のフォロワー数について

「現在、世界中の他の野球選手のフォロワーの数を小さく見せている」

と規格外の人気を伝えました。


◆開幕戦チケット143万円!二刀流がド軍にもたらす経済効果

北米プロスポーツ史上最高額の契約である10年7億ドル(約1015億円)。

その金額には、プロスポーツ選手の代理人を長年務めてきたリー・スタインバーグ氏も「オオタニは成層圏に突入した」と驚きを隠せません。

スタインバーグ氏はこれまでに、サッカー、バスケットボール、ボクシングなど、あらゆるスポーツ分野で述べ300人を超えるプロスポーツ選手の代理人として、チームやスポンサーとの契約交渉を担ってきた敏腕エージェント。

同氏は 

「それにしても、7億ドルの値札は想像以上だったね。
彼がエンジェルスでの6シーズンで稼いだ額は約4230万ドルだ。(7億ドルは)ボルティモア・オリオールズとオークランド・アスレティックスの今季の年俸全体をも上回る」

と驚嘆する一方で、それを支払う球団側は、それ以上の恩恵に預かるだろうと予想しています。

「”野球の神様”と称されたベーブ・ルースでさえ、これほど効果的に打者と投手の二刀流をこなしたことはない。トミー・ジョン手術後の2024年には投手として登板することはできないが、2025年にマウンドに復帰するまでは、彼は打席で十分な価値を提供してくれるはずだ」

と大谷選手が加わることでドジャースが大きく戦力アップすると分析。

加えて

「ドジャースがそのようなコミットメントをした理由は単純明快だ。それだけの価値が、オオタニにはあるからだ。彼がワールドシリーズ制覇に貢献できるからというだけでなく、それ以外の部分でも彼がもたらす価値があるからだ」

と、プレーヤー以外の効果を力説しました。

同氏はその理由として

「彼はハンサムで、大きな興行収入をもたらす。これに匹敵する選手はほとんどいない。彼は誰にとっても魅力的な選手だからだ」

とルックスとスタイルの良さに加え、大谷選手の持つクリーンなキャラクター性について称賛しました。

大谷選手入団が報じられるや、本拠地ドジャー・スタジアムのチケット代が一気に高騰。

米メディア『USAトゥデイ』のボブ・ナイチンゲール記者も自身のX(旧Twitter)で

「ショウヘイ・オオタニの影響:ドジャースタジアムでのセントルイス・カージナルス戦の開幕戦チケット価格は359ドル(約52,189円)に高騰した」

と投稿し、本拠地開幕戦のチケット争奪戦が始まっていることを伝えました。

ドジャースは、ムーキ―・ベッツ選手、フレディ・フリーマン選手らMVP戦士が名を連ねており、元々人気の高い球団。

二刀流スターが加入することで、さらに価格が跳ね上がることとなりました。

その後も価格は上昇を続けており、専用ラウンジ付きのダグアウトクラブのチケットは9893ドル(約143万円)と、スーパープライスとなっています。

ナイチンゲール記者の投稿には、ドジャースの専門メディア『DODGERS NATION』も

「他の試合と同様に、この試合のチケットも値上がりし続けるだろう。オオタニをロースターに迎えたドジャースは、スポーツ界の目玉のひとつになりそうだ」

と即反応し、大谷選手の加入による影響を記載。

高騰するチケット代についても

「ファンは毎晩球場に来るために必要なお金を払い、スタジアムは満員であり続けるだろう。これは誰にとってもエキサイティングな時であり、楽しみは始まったばかりだ」

と熱っぽく綴りました。

また球団のフロントオフィスには、ドジャー・スタジアムへの広告の問い合わせが殺到。

古巣エンゼル・スタジアムでは多い時に半数以上が日本企業で占められ、年間8100万ドル~1億6200万ドル(約116億4000万円~232億9000万円)の売り上げがあったと言われています。

また、米野球情報サイト『AWFUL ANNOUNCING』は「ショウヘイ・オオタニの加入で、ドジャースが全国ネットのテレビに映る機会はどれだけ増えるだろうか?」のタイトルで記事を配信。

「昨シーズンのドジャースは23試合を全国中継した。オオタニがリーグで最も成功しているチームのひとつでプレーすることが決まった今、彼にスポットライトを当てるために全力を尽くすことが想像できる。昨年は(全国中継が)23試合だったが、今年は30試合近くを中継することになるだろう」

と大谷選手の加入によってドジャース戦の全国中継数が増えると主張しています。

経済効果が表れているのはチケット高騰や放映権料だけではありません。

大谷選手の入団が決まるや、ロサンゼルスはまさにユニコーン一色のお祭りムード。

街のスポーツ店では、ドジャースの17番ユニホームや大谷選手のイラストTシャツが主力商品として店頭を埋め尽くしました。

全米野球記者協会員のエリック・スティーブン記者は、小売スーパーチェーンの「ウォルマート」で大谷グッズを発見。

自身のX(旧ツイッター)に

「この男はロサンゼルス郡のどこにでもいるな」

と驚きとともに投稿しました。

またダウンタウンには大谷選手の壁画が登場。道行く人が足を止めて撮影に勤しんでいました。

ハーモサビーチの住宅街に壁画を描いたアーティストのグスタボ・セルメーニョJr.さんは

「ショウヘイはロサンゼルスの新しい、本物のスーパースター。できるだけ早く描きたかったんだ。ドジャースでプレーするのが待ちきれないよ。投げることもできるし、当然打つこともできる。40本以上の本塁打を期待したい。ワールドシリーズで勝つところを見てみたい」

と新シーズンを待ちきれない様子で語りました。

大谷景気に沸くのはロスだけではありません。

米経済金融情報メディア「Bloomberg」によると、大谷選手がドジャースへの移籍を発表した直後の12月11日、スポンサー契約を結ぶ企業の株価が上昇。

更に「ヒューゴ ボス」や「セイコーウォッチ」、「コーセー」など大谷選手のスポンサー企業の関連商品も軒並み売上を伸ばしています。

関西大学の宮本勝浩名誉教授によると、大谷選手の2024年の経済効果は、2023年を上回る533億5200万円と試算。

スポンサー契約料や球場などへの広告料、グッズ売上、日本からの応援ツアー収入などが、人気球団のドジャースに移籍したことで増加すると予想しています。


◆大谷翔平の“影響力”は『今年の顔』テイラー・スウィフトに匹敵?

史上空前の大谷フィーバーを例えるすべは、もはやスポーツの枠を飛び越え、世界的人気歌手と比較されるほどです。

米紙『News Tribune』はある専門家の言葉をもってこのように伝えています。

「オオタニはスウィフトと同じタイプのスーパースターである可能性がある。彼のFA騒動は、SNSを中心にネット上での憶測やヒステリーを引き起こし、ファンは自家用飛行機の動きや目撃情報とされるものを必死に追跡し、どの球団が彼を獲得するのかを確認しようとした」

ドジャースへの移籍が決まる前には、様々な誤報が飛び交い、異例の騒動となりました。

「2023年の音楽業界で圧倒的な力を発揮したのは、テイラー・スウィフトだ。NFLのスター選手であるトラビス・ケルシーとのロマンスも含め、ファンはソーシャルメディア上で彼女の一挙手一投足に夢中になっている」

と両者の注目度の高さやファンの熱狂ぶりを比較しました。

前代未聞の偉業を打ち立て続ける大谷選手同様に、テイラー・スウィフトも今年いくつもの「史上初」という記録を残しています。

彼女の『The Eras』ツアーは60公演は全てソールドアウト。435万枚のチケットを売り10億400万ドル(約1460億円)の興行成績を記録。

これまでエルトン・ジョンが持っていた9億3910万ドルの興行成績を抜き、歴代トップに浮上しました。

現地12月6日には、その功績が評価され、米週刊ニュース誌『TIME』恒例の「パーソン・オブ・ザ・イヤー:今年の顔」に、ミュージシャンとして初めて選出されました。

10年1000億円超の年俸、年間50億円のスポンサー収入、フォロワー700万人、経済効果500億円...

これまでも様々なメガスターと比較され、もはやアスリート以上の存在だと称されている大谷翔平選手。

メジャー7年目を迎える2024年シーズン、野球界のスターは名門球団でどんなパフォーマンスを見せてくれるでしょうか?

今から開幕が待ち遠しくてたまりません。





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