KindleUnlimitedで漫画を探していて、とても気になる作品をみつけました。

八木ナガハル先生によるSF短編漫画です。


結論から言うと


ハードSF設定でムチャクチャ面白い!


ですが、40編以上の短編がナンバリングされずにUPされているので、どの順で読んでいいのか?わからないまま数編つまみ読みしていました。

あまりにも面白いので、単行本としてまとめられたものを全巻揃えました。

八木ナガハル先生のSF短編を単行本に収録された順に記しておきます。

また、無限工作社が暗躍する「涼子さんシリーズ」と呼ばれるものには「」マークを、現在も進行中の氷の惑星シリーズには「」マークをつけました。

八木ナガハル作品をKindleUnlimitedで順番に読みたい!という人は是非参考にされてください。


第1集:『無限大の日々』(2018年2月28日発行)




SFファンのあいだで絶賛された、鬼才・八木ナガハル初の作品集!

ハードSFの様々な要素を漫画に落とし込み、軌道エレベーターや平行進化、群知能や進化の秘密を描いた傑作8編収録!
※「巨大娘の眠り」は単行本でしか読めない模様


<KindleUnliitedで読める「無限大の日々」収録作品>



(内容)宇宙のあちこちで発見された全く同じ形態をした一群の昆虫。それらはSCF特異昆虫群と呼ばれた...



(内容)夏休みの自由研究で、「蟻」の支配する惑星に来た二人。
そこには、火を使う「蟻」、レーザーを使う「蟻」、果ては核兵器を使う「蟻」までが生息していた...



(内容)ドキュメンタリー映画作家の鎹涼子は、ハイウエイの開通式に合わせたドキュメンタリーフィルムの制作を依頼される。
ラッシュフィルムをチェックしていた涼子は、開通前の無人のはずのハイウエイに奇怪な人影が写り込んでいるのを発見する...



(内容)人間は本質的に空想することができない、ただあるものを右から左に引き写すだけである...



(内容)すべてが幸運にも成立する場合、そこに自由意志とは存在するのだろうか?
今でも続いているシリーズの重要なアイテムの一つである「幸運発生機」が初登場。


(内容)その「物体」が目覚めると、そこは金属の箱の中であった...
構造がブラックボックス化したロボットを患者とする「病院」の真の姿とは?



(内容)涼子が訪れた星では、住民たちが軌道エレベーターを引き倒そうとしていた。
完全剛体で出来た軌道エレベーターを引き渡した「無限工作社」の目的とは?



第2集:『惑星の影さすとき』(2019年6月7日発行)




初の商業出版である『無限大の日々』が各所で高く評価された鬼才・八木ナガハル待望の第2作品集!
本書でも驚くべき宇宙と世界の謎に迫るハードSFが盛りだくさん!
※この巻に収録されている短編は全てKindleUnlimitedで読めます。


<KindleUnliitedで読める「惑星の影さすとき」収録作品>



(内容)表題作「2^999」含む5作品を収録。
じゃんけんで999連勝するには、はたして何人必要か(「2^999」)
無限に高い山を登る話(「無限登山」)
惑星を貫通するトンネルが建設されたら何が起きるのか(「地球貫通トンネル」)
数万年間戦い続ける傭兵の話(「ウォーバイター」)
未発表の書き下ろし作品(「夏休み」)

「涼子さんシリーズ」ではないですが、この先のエピソードで色々と絡んできます。



(内容)人口の99%が刑務所で暮らしている世界に一人の旅行者がやってきた。 彼女は自分は別の惑星から取材に来た映像作家だと語るが...



(内容)「無限工作社」と涼子さんの邂逅エピソード。
落下する巨大隕石の上からのニ○ニ○生放送には笑った←



(内容)鳩の餌を作ってる会社の幹部たち=ハト人類は、後のシリーズでもちょくちょく出てきます。(星間ゲイトウェイのアロニーなど)
宇宙の「どこにでもある」鳩のエサを生産している会社、しかしてその実態は...



(内容)「単眼人」、「スカラブラエ」とシリーズの重要なネタが出てきます。
単眼人たちの支配する惑星で下宿していた頃の涼子さん。
「無限工作社」の目的について仲間たちとあれこれ議論をするが、いっこうに糸口すらつかめない。
そんなある日、アルノーが「星系・スカラブラエ」で観測された異様な現象についての情報を持ち込んできて...



(内容)シリーズによく登場するアイテム「ワイルドファイア」が初登場。
あらゆる物質を消滅させる「ワイルドファイア」が発生。
だがそこでは住民も、ほかの取材陣も脱出を完了しており、残っているのは生存本能を持たない機械人、そしてこの事態を発生させた人物で...



第3集:『物質たちの夢』(2020年2月29日発行)




漫画だから表現できるSFのかたちがここにある。
フリーの女性ジャーナリストが宇宙の謎に迫る人気の「無限工作社」シリーズなど、“センス・オブ・ワンダー”に満ちた珠玉の短編8作を収録。
鬼才・八木ナガハル、待望の第3作品集!
※「台風娘」は単行本でしか読めない模様


<KindleUnliitedで読める「物質たちの夢」収録作品>



(内容)3話構成。
とある惑星で突如として道具が意思をもって動き出した。
自らの意思を持ち、空を飛ぶハサミ達によって惑星の半分は占領され、住人はハサミの生産に駆り出されている。
政府は傭兵部隊を購入しハサミとの戦争に充てるが、もはや手の施しようが無かった...



(内容)どんな夢でも見ることが出来る機械で、女の子があんな事やこんな事をする話。現実に戻り5年ぶり?に登校すると...



(内容)目の見えない女の子が一人で火星まで行こうとする話。
「SCF特異昆虫群」より前の時代。登場するテクノロジーが基本的に現代の延長線上になるようにデザイン。



(内容)宗教デザイナーが創り出した人工宗教「拝脳教」。
奴隷たちのためにデザインされたその宗教は、どのように広まり、そして滅びていったのか...



(内容)夏休みが終わった登校日、「学校」へ行ってみると、教師もクラスメイトも部活の仲間も綺麗にどこかへ消え失せ、
そこには誰一人いなかった...
数日を経て、もう一人の生徒が現れる。彼女はただ一人「修学旅行」から生還してきたというのだ...



第4集:『時の闇の彼方に』(2022年7月22日発行)




『無限大の日々』『惑星の影さすとき』『物質たちの夢』に続く、鬼才・八木ナガハルのSF作品集第4弾!!
漫画にしか表現できないSFのかたちがここにある。
※この巻に収録されている短編は全てKindleUnlimitedで読めます。

この巻から「氷の惑星編」と呼ばれる涼子さんvs無限工作社との対決シリーズが始まります。
「氷の惑星編」のエピソードは「」マークを付けています。


<KindleUnliitedで読める「時の闇の彼方に」収録作品>



(内容)かつて行われた実験の結果、遙かに地球から離れた世界で目覚めた「私」は、奇怪に変容した宇宙を目撃する...
「SCF特異昆虫群」からの続編。



(内容)蜘蛛の巣のようにねじれた国境線の描かれた奇怪な地図。
いったい何者がこのような現象を発生させたのか...



(内容)宇宙のあちこちを回る涼子さんが、放棄された辺境の氷の惑星で見つけたのは、氷漬けにされた少女だった...




(内容)辺境の調査を終えて「惑星・プロンテス」に帰還した涼子さんとその一行。
その中には、辺境の氷に覆われた惑星の遺跡から回収した少女もいた。
真実に近づくきっかけを得た涼子だが、所属する「インフェニット通信社」の運営方針もまた、大幅に変更されつつあった...



(内容)再び調査飛行に戻るべく、準備を進める涼子さん一行。
だが辺境の氷に覆われた惑星から回収した少女=無限工作社の代理人「プシケ」に異変が起き始める。
そして異変の原因を調べていた涼子に、無限工作社のもう一人の「代理人」が姿を現し...



(内容)数年ぶりに美由の故郷の惑星に戻ってきた涼子さん一行。
しかし故郷の惑星は美由にとってはすでに異界そのものと化していた。
戸惑う美由に涼子は、大昔の宇宙船「ステアパイク」に、見せたいものがあると言う。
「ステアパイク」に隠されていた謎とは...



第5集:『人類圏』(2023年8月12日発行)




『無限大の日々』『惑星の影さすとき』『時の闇の彼方に』などに続く、鬼才・八木ナガハルのSF作品集第5弾!!

「廃墟の住人たち」「人類の品種改良事業団」「宗教デザイナー」ほか、宇宙と世界の神秘に迫る前代未聞のSFコミック満載!!

漫画にしか表現できないSFのかたちがここにある。(全7作収録)
※「戦場2022505」は単行本でしか読めない模様


<KindleUnliitedで読める「人類圏」収録作品>



(内容)かつて繁栄してた「惑星・ヴェスピオ4」を訪れた涼子たちは、「ステアパイク」から回収したデータを基に調査を進めていた。
ヴェスピオ4はいまや廃墟と成り果て、住民たちもその廃墟の一部と化していた...



(内容)涼子たちは「ステアパイク」から回収した文書を分析するため、「大学」の支配圏にある惑星に来ていた。
巨大コンピューター「クラウド1」で文書を解析にかけたその時、それを遥かに上回る計算能力で何者かが攻撃を仕掛けてきた...

(内容)「無限工作社」の秘密を探るべく「クラウド1」の記録にあった惑星へと向かう涼子たち。
だが、途中で立ち寄った惑星で無人兵器の攻撃を受け宇宙船は大破、救助不能な深宇宙で立ち往生してしまう...



(内容)50年ぶりにようやく故郷の惑星に帰還を果たした涼子と美由。
しかしここは自分たちの記憶にあった世界ではなくなっていた。
「種の改良事業団」の衛星群が軌道上に置かれ、住んでいる人間も違う全くの異世界と化していた…



(内容)涼子は「惑星・プロンテス」の軌道上で「インフェニット社」と「無限工作社」の代理人との会合の準備をしていた。
涼子はインフェニット社は反乱勢力の攻勢で解体は時間の問題であることを代理人に告げるが...



(内容)反乱勢力との戦争に勝利したインフェニット通信社は、戦後に向けたプロジェクトを立ち上げようとしていた。
それは、何が善で何が悪か個人に代わって決定してくれる新たな情報サービス=「宗教」。
一方涼子は人権団体の暗殺リストに載せられてしまい...



(内容)コミティア131で無料配布された「氷の惑星にて」〜「惑星スカラブラエ」までの「氷の惑星」シリーズの解説本です。

無料でダウンロード可。ファンならマストです。



第6集:『星々の支配者』(2024年6月3日発行)




鬼才・八木ナガハルが描く衝撃のSF世界。『無限大の日々』『人類圏』などに続く、待望の作品集第6弾!

「惑星スカラブラエ」「地中式太陽光発電所」「非思考ゲーム」「地球文書」ほか、宇宙と世界の神秘に迫る前代未聞のSFコミック満載!

漫画だから表現できるSFのかたちがここにある。(全8作収録)
※この巻に収録されている短編は全てKindleUnlimitedで読めます。


<KindleUnliitedで読める「星々の支配者」収録作品>



(内容)涼子たちは、「人類の品種改良事業団」の支配圏にして事業団の本拠地「惑星・スカラブラエ」に来ていた。
そこは「種の改良事業団」の庇護の及ばない事実上の無法地帯だった。



(内容)涼子たちは「ドラコーの血法団」の追跡を振り切り、「惑星・スカラブラエ」の潜入に成功。
涼子たちが次の行動計画を練り始めたその時、次々と予想もしていなかった事態が巻き起こる...



(内容)「ドラコーの血法団」に身柄を捉えられた涼子たち。
一方、プシケたちを連れて「地中式太陽光発電所」の市場に遊びに来ていたニュートは、「血法団」の傭兵から奇妙な噂を聞き出していた...



(内容)追手を逃れ、からくもストリール島にたどり着いた涼子たち。
だが「ドラコーの血法団」はその行動を既に予測していたかのように先手を打っていた!



(内容)遂に事態の全容を掴んだ涼子たち。
涼子はこの機をとらえて「ドラコーの血法団」を壊滅させる計画を立てる。
それはこの「惑星・スカラブラエ」の経済を崩壊させ得るものであった...



(内容)涼子たちからひとり離れて「惑星・デイジー」で暮らす美由。
再び宇宙に出るか、最期の日を惑星の上で迎えるか。
惑星の統治者としての決断を迫られる美由の前に、「無限工作社」のエージェントが出現し...



(内容)美由の前に「無限工作社」のエージェントが現れた!
いかなる距離も彼らの手を逃れる防壁にはなり得ない。エージェント達の目的とは一体?



(内容)役者は揃い会合が始まった。
協力の見返りに「無限工作社」の秘密に迫る手掛かりを提示するプロンテスの涼子。様々な思惑が交錯する中、遂に決定は下された!
だが「惑星・プロンテス」への定期便が出航する直前、「超限窓」の恐るべき事実が判明し...



未単行本化のシリーズ短編

単行本化されてませんが、氷の惑星シリーズは続刊中です。



(内容)惑星プロンテスに向け惑星スカラブラエに出発した宇宙船の中でニュートは「窓」が発生させる「不一致」の謎を解くべく努力を重ねていた。
その頃プロンテスの「涼子」はニュートに元の宇宙に帰還する方法がある事を語る...



(内容)美由とニュートは、惑星プロンテスのパーキング軌道で足止めをされていた。
船を惑星上に降ろすべくパーキング軌道で悪戦苦闘している2人の前に、先行して降りた涼子が何者かに刺されたとの連絡が入る




(内容)核パルス推進船の実用化により人類は宇宙空間にその勢力圏を広げつつあった...(短編)



(内容)ニュートと美由は惑星プロンテスに降り立つ。そこは700億の不死の人類で構成された文字通りの不死社会だった。
この世界にはいかなる安全装置も無く、役割の無い人間には死あるのみ...



(内容)美由たち一行はようやく涼子のいる病院へたどり着くが、そこには既に涼子の姿は無かった。
インフェニット社のスティクスは、宇宙に出る以前の人類=「地球文書」に記された謎を語る...



評議会
評議会 氷22

(内容)オリジナルの「地球文書」に語られていた過去の地球の秘密には、既に無限工作社の影があった...
評議会が始まろうとするその時、惑星プロンテスの上位権力者が彼らの前に立ちはだかる...
「超限窓」の使用権を持つ者の手からは、何者も逃げる事は出来ないのだ。




◆八木ナガハル作品読むならKindle Unlimitedがオススメ!


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アプリの記録を見ると、2019年末から48ヶ月で累計5000タイトル・1万5千冊以上読んでいました!

1冊当たり約3円!5円も払わずに本を1冊読ませてもらっている計算です。

ということで、毎月読んだ作品の中から面白かったハズレのない書籍をマンガを中心にご紹介。

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(注)読み放題タイトル・巻数は記事公開時のものです。


※記事中の画像情報引用:amazon